抗がん剤治療で注意しておきたいこと

2014.12.15 kaede / 抗がん剤治療、副作用、抗がん剤依存

抗がん剤治療の精神面での怖さ

 抗がん剤はがん治療にとって、現段階では速効性のある一番の特効薬であることは間違いないですが、ただ、抗がん剤の間違った認識と理解により、抗がん剤に依存してしまい、精神疾患や薬物中毒のような状態につい陥ってしまいます。患者さんを必要以上に苦しめる治療内容で抗がん剤を投与すると、あまりの辛さから「うつ病」になってしまい、生きるための意欲すら無くなってしまうことがあるのです。
 現代医学では摘出手術や放射線治療が終わると、薬の投与に頼るしか治療方法が無く、お国も推奨していることもあり、やも得ず病院側も何もしないよりは一か八かのバクチで抗がん剤を薦めてきます。何かしないと患者側から“猛抗議や訴訟”などを受けることになりかねないこともあり、保身のために効果があまり持てないことを知っていながらも、どんどん抗がん剤を投与してきます。ただ注意しておきたいのは、抗癌剤が身体に与えるダメージは、ある一定を超えると元の身体には戻れないということです!血管がボロボロにもなります、免疫を制御しているサイトカンやホルモンなども連携が取れなくなり再発や新たなガンが発生します、腸内フローラも死に絶え、完全に健康とは言えない身体になってしまうのです。そこまで、追い込んでの抗がん剤治療って‥。  
 患者さん側も国が認めている薬という安心感で、死ぬ直前までがんばって抗がん剤治療を望む、薬物依存のような状態の患者さんもいるのが現状です。もうこうなっては、がんで亡くなるのか、抗がん剤による副作用で亡くなるのか分からなくなってきます。
 また、抗がん剤の副作用が辛く、何年も続くと“うつ”になり、自殺をする患者さんもいるそうです。こういった抗がん剤の良い点、悪い点をしっかりと見極め、抗がん剤治療をおこなう際は必ず良く話し合い、精神面のケアやできるだけ自然な生活がおくれる環境が大切だと思います。ガン治療は一人ではできません、支えあう家族や友人などが必要なのです。

抗がん剤治療で生活の質まで落とすな!

 抗がん剤治療はがんの種類によって標準治療薬が違いますが、それぞれのガンに対して有効性がある程度高く、副作用が少ない治療薬が、第一選択薬(ファーストライン)と呼ばれます。現段階で一番有効性が高い、最新の治療薬ということになります。がん細胞には“薬物耐性”というものがあり、第一選択薬に耐性をもったガン細胞の場合、第二選択薬(セカンドライン)を投与しますが、事前に耐性があるかどうかはわからないので、薬を投与してみて結果を診るということになります。抗がん剤は第一選択薬が一番効果がある可能性が高く、第二選択薬→第三選択薬と進むにつれて治療効果がどんどん低くなってきます。
 それだけでなく、もし再発した場合に、何度も抗がん剤を投与したことで身体の免疫力が低下し、がんの進行速度が爆発的に上がることを理解しておかなければなりません。検査により最初に見つかったガン細胞は何年もかけて大きくなっていたのに、再発すると進行速度が異常に早いのはそのためです。さらに一度薬物耐性がついたガン細胞は非常に強く、他の抗がん剤でも効果が非常に低くなっていきます。強くなったガン細胞は自己免疫機能もまったく歯がたたず、どうすることもできなくなってしまいます。
 それでも、抗がん剤に賭けたいと思う人も多いでしょう。では、そもそも抗がん剤治療をしている「目的」は何かを考えて欲しいのです。がん細胞を無くすことがすべてでは無い考え方もあるということです。たとえば、検査でガンという診断を受けたとします。その瞬間がん患者になるわけですが、それまでの数ヶ月前や数年前はどうでしょう? 数日でガンがそこまで大きくなったわけではなく、それまで身体の免疫がある程度抑えて戦っていたので、身体に変調を来たすまでの数ヶ月前や数年前はガン細胞があったにもかかわらず元気だったわけです。このことを考えると、「免疫力が極端に低下する前に抗がん剤治療は控えて、生活習慣を変えることで自己免疫でしばらく戦ってみる。」ということでも良いのではないでしょうか。ただ生活習慣を変えるといっても大変な努力が必要です、普通の生活をしている人の何倍も気を使わなくてはなりませんからね。
 ちょっと考えるのは嫌なことですが、極論、最終的に助からなかった場合でも、何年や何ヶ月も抗がん剤の副作用で苦しみながら、「死ぬ直前までベットの上で抗がん剤をうち続ける」のか、 「自宅療養で温泉などに行ってリフレッシュしながら食事療法などで普通の生活を送る」のか、ということを考えたら、もし助からなかった場合でも後者の方が患者さんにとっても良いのではないでしょうか?
 ガンが大きい場合、速効性のある抗がん剤治療は必要になってきます。しかし、ある程度ガン細胞を抑えた段階で抗がん剤治療をやめ、生活習慣の見直しと代替療法によって自己免疫機能を上げることで、「病気の根源」を治し、ガン細胞の増殖を抑えこむことで、普通に生活していく方法もあることを考えてみても良いのではないでしょうか? ガン細胞を完全に死滅させることがガン治療ではなく、ガンが少し残っていても共存という形から、完治を目指していく方法もあるということです。QOL(生活の質)という概念がありますが、QOLを低下させてまで治療を患者さんに強要するべきではないと私は思います。