腫瘍発生のメカニズム

2015.2.13 kaede / 末期がん、がん治療、腫瘍発生メカニズム

腫瘍発生のメカニズム。

 自己免疫機能があるはずなのに、血液検査でも白血球の数も異常がないし体調も悪くないはずなのに、なぜ、ガンになったり、腫瘍が悪性化して広がってしまうのか?
 そのメカニズムを知っておくことで、ガンという病気になった根源を治せば必ず勝機は見えてきます。現代医学でも今の治療法では進展がなく限界だと、みんなが気づいてきていると思います。そうしたなか、新薬のPD-1(抗PD1抗体)という薬が注目を集めています。これは「自己免疫機能を補助してガンをやっつけよう」というもので、もともと代替医療の考え方だったものを取り入れてきています。これらから考えても自己免疫機能がガン治療にもっとも効果が高い可能性があるということが言えます。
 その「自己免疫機能がなぜ働かないのか?」そのメカニズムを紹介していきます。

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 健康な細胞の周りには糖鎖(細胞のアンテナ)と呼ばれるヒゲ状のものが生えていて、お互いに情報を交換しています。また、大きさやカタチ、元の姿を維持したりするのに必要な情報を交換しています。もし、外敵が侵入した場合や怪我など「侵入者あり!」「ケガした!」という具合に速やかに異常を知らせてくれます。糖鎖は細胞間のインターネット回線みたいなものですね。
 このネットワークにより免疫細胞を活性化して侵入者を撃退するのです。この活性化がポイントで免疫細胞がただいるだけでは働きません。通常は寝ているようなもので、免疫細胞を起こさないとガンを見つけたり、撃退してはくれないのです。それを妨害しているのが、糖鎖の減少やガン細胞が出すPD-1抗体(自己免疫を抑制するシグナル)なのです。これらによりガンに対して、身体の免疫が充分に機能しない大きな原因となっています。

前癌状態(良性腫瘍状態)から悪性化するまでのメカニズム。

正常な人の身体の中に、発がん物質や活性酸素が入ると、これらの有害物質は血液・リンパ管がうっ滞していたり、慢性的に圧迫されいるところなど、身体のゆがみが生じている箇所である人の弱点に集まり、糖鎖(細胞のアンテナ)を壊してしまいます。また、有害物質を排除しようとすると活性酸素が発生してしまい、その活性酸素でも糖鎖は壊されてしまいます。
ネットワークを壊された細胞は、お互いに連絡が取れなくなり、「勝手に大きくなったり」「勝手に増えたり」統制が取れない状態に陥ります。この状態が腫瘍で、ただこの時点では、まだ遺伝子が壊されていないため、良性の腫瘍(前癌状態)です。
この前癌状態で放射線などの有害電波や先天性の遺伝子疾患で遺伝子コードに変性が起こると、自己免疫で排除できず、好き勝手に増殖をくり返します。
また、体内にいるピロリ菌などの中間微生物や微小の寄生虫などがいる場合、防御力の弱い前癌状態の細胞を好むので集まってきます。弱った細胞から養分を摂ろうとする際に、発癌ウィルスが細胞核に入り込みます。これが新しい細胞をつくる時の細胞分裂の遺伝子コードにくっつき、遺伝子を変性させてしまいます。遺伝子が変性すると形も大きさもメチャクチャになってしまい、悪性化(異形成)します。さらに位置情報も狂ってしまうため、転移も引き起こします。